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HOME:小空間オペラTRIADE・はなみがわ風の丘HALL
2000年より85席の小空間においてオペラ公演を続けている。活躍する多くのソリストが出演し、質の高い演奏レベルと定評。間近で体験するソリストの演技演奏の迫力は、他では味わえない特徴を持つ公演。千葉市花見川区の『はなみがわ風の丘HALL』が上演母体となっている。
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    メトロポリタン歌劇場・総裁ピーター・ゲルブ氏公開講座聴いてきました!
    新しい校舎へ移転した昭和音楽大学のテアトロジーリオで行われました公開講座へ行ってきました。講師はピーター・ゲルブ氏。昨年の4月からNYのメトロポリタン歌劇場の総裁に就任。皆さんもご存知の【歌舞伎座でメトの最新ライブを映画映像として見られる】企画を施した方。
    何から話したらよいか迷ってしまうほど、濃密な講演でした。当方は小さなオペラの制作ですが、心は一緒で、大きくても小さくても悩みは一緒で、同じ試みを行っていると心強く感じ、熱い思いを再確認して、帰宅しました。行った甲斐がありました。(最近新百合ヶ丘かでよく行くよなぁ・・もっと近いといいのになあ、、、ははっ!引っ越したいほど。)
    ゲルブさんは53歳、二児の父。プロフィールはもう、なんとも凄すぎて、ここに書ききれないので、どこかで探してください。そんな凄い才能と実績を、その風貌から全く感じさせない温和な雰囲気。総裁に就任前はソニークラシカルの社長として著しい成長の時代をつくった方。
    メトに就任するに当たり、一時期の勢いがなく下降線をたどりつつあるメトをまかされ、戦略をたてる。現在、来場者の年齢層が高く、アンケートの平均年齢は65歳。5年前の同じく平均の年齢が60歳。これって、オペラファンがそのまま年取っていっているだけで、劇場の客層は変わってない。この年齢層を下げることを目標とした。
    劇的な高い水準のなかで、さらに新しいアクションプランを企画7つ。私の印象に残ったプランをいくつか挙げます。

    1:人々に気軽に来てもらう::教育プログラムを内外で行う::映像メディアをNY市内の小学校で小学生へ無料で観せる::最低チケット代を25ドルだったのを15ドルとする::ファミリーで楽しむプログラムをつくる(質を下げずに、作曲家の意思を尊重するなかで公演時間を子供に合わせて短いもの100分で、一流のものを英語で上演:昨年は【魔笛】来年は【ヘンゼルとグレーテル】12/24〜)リハを公開(学校招待)::GPを無料で公開。

    2:ニュープロダクションを増やす::年間4作品だったのを8作品へ。演出をお願いする芸術家を自ら捜し歩く::ドイツでよくやられているようなコンセプトを持つオペラの解釈はメトでは求めていない。(こうったものをeurotrash(ユーロトラッシュ)と言うんですって)「作曲家の意図・オペラのストーリーを盛り立てる演出でなければならない。」::オペラは演技と音楽の融合である。つまり素晴しいドラマであり、これは、現代人にも必ず受け入れられる素晴しい芸術であるはず。

    3:オープニングナイト::シーズンの幕開け、NYの街中に多くのスクリーンを設ける協力を仰ぎ、タイイムズスクエアに椅子を並べるなど、昨年は「蝶々夫人」をメトで上演をNY街中各所で生ライブ上演。今年は【ランメルモールのルチア】9/24PM6:30~。

    4:リンカーンセンターと共同で、上質な公演を上演する為の環境整備::ミュージカルなどは各地方で何度も上演を試みて作品に磨きをかける期間があるが、オペラにはない。そういった環境をオペラにも。メトだけではなく、各地の劇場と協力・パートナー関係を作り、試みの時間を作る。これによって成功の確立を上げる。

    5:そして、ハイビジョンを使ったメディア戦略::野球のメジャーリーグファンの様相を見て思いつく。:::

    などなど、列挙しましたが、本当に精力的なパワーで突き進んでいるという印象。全部で7つといっていたので、まだあと2つ?!あるのでしょうが、書きとれず損じました。

    当方も、オペラを知らない人に気軽に楽しむ芸術だということを知ってもらいたくて一生懸命やっているのですが、ちょっと疲れてしまうとついつい企画を抜きがち、、、。彼の話を聴いて、アイディアも心意気は一緒、もっとエネルギーを全開しなくちゃ、、と励まされました。
    オープニングナイトの模様(ニュースの抜粋)も映像でみせてくれたのですが、今風の野球帽をハス斜めにかぶった10代の男の子が息弾ませて面白かったよ、よかったよ!といっている様をみて、、、やっぱ、みる機会さえあれば、質の高いよいものをやっていれば、絶対届くはずだ!!!!!
    ゲルブ氏の話を聴いていて何より嬉しかったのは、ここが一緒だったこと。私はオペラについて専門的なことを何も学んだっことが無かったので、自己流・自分の眼だけにたより、判断してきたことでしたが、【質の高いもの!これが一番大切!!それさえあらば、絶対お客さんはついてきてくれる。】ゲルブさんもここが要と話していたように感じます。それがあって、その上で、いろんな戦略があるのです。



    図らずも、昨日、映像だけの交流講座を企画したばかり。次回公演の【トスカ】の公演を前に、6月18日(月)10:30〜、トスカの映像を放映します。当方2002年の初演の映像などなど。参加費は、500円でお茶・ケーキ付です。風の丘でオペラ映像を観ながらお茶でもいかがでしょうか。
    別記ブログで、ご案内します。ご参照ください。
    小空間オペラTRIADE・風の丘HALL mimi | オペラ・ソリスト | 22:07 | comments(0) | - | pookmark |
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